
アルプスを身近に感じるスイス留学|一年を通して楽しむスポーツと学び
現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。スイスでは、少しずつ夏の終わりが近づき、山々にも秋の気配が感じられるようになってきました。各スキーリゾートからは今シーズンのオープン日が発表され始め、雪はまだ見えないものの、「もうすぐスキーシーズンが始まる!」とワクワクし始める時期でもあります。スイスの山には、季節ごとに楽しめるスポーツやアクティビティがたくさんあります。一年を通して、自然の中でさまざまなことに挑戦できるのも、スイスの大きな魅力の一つです。この週末も、スイス各地ではマウンテンバイクの大会が開催されます。9月11日から13日には、ヴァレー州の山岳リゾート、Verbier(ヴェルビエ)でiXSEuropeanDownhillCupが開催され、ヨーロッパのトップレベルのダウンヒルライダーがスイスアルプスを舞台に熱いレースを繰り広げます。また、Lenzerheide(レンツァーハイデ)では、子どもやユース世代を対象としたBikeKingdomKidsCupも開催され、若いライダーたちが本格的なマウンテンバイクコースに挑戦します。スイスというと、冬のスキーやスノーボードを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実はスイスの山は一年を通してさまざまなスポーツの舞台となっています。夏にはマウンテンバイク、ハイキング、トレイルランニング、キャンプ、パラグライディングなど、そして冬にはスキーやスノーボード。季節が変わると、同じ山がまったく違ったスポーツフィールドへと姿を変えます。なかでもマウンテンバイクは、夏のスポーツとして楽しめるだけでなく、スキーやスノーボードのトレーニングとしても相性の良いスポーツです。山を走ることで下半身や体幹を鍛え、バランス感覚を養うことができます。また、コースの地形を見ながら走るラインを選び、どこでスピードを落とし、どこで加速するのかを瞬時に判断する必要があります。こうした「ラインを読む力」や「スピード感覚」は、スキーやスノーボードにも通じる大切な能力です。さらに、ダウンヒルマウンテンバイクでは、スピードや恐怖心、プレッシャーの中でも冷静に判断し、自分自身をコントロールする力が求められます。「怖いけれど挑戦してみる」「失敗したら原因を考える」「自分の限界を知りながら少しずつ前へ進む」。こうした経験は、競技技術だけでなく、メンタル面での成長にもつながります。スイスの大きな魅力は、こうしたトレーニングを年間を通して続けられることです。雪のない季節にはマウンテンバイクやトレイルランニング、ハイキング、キャンプ、パラグライディングなどに取り組み、冬にはスキーやスノーボードへ。夏に身につけた体力やバランス感覚、ラインを読む力、スピードへの対応力、そしてメンタル面での経験を、冬のスポーツへつなげていくことができます。アルプスの自然を身近に感じながら、一年を通して野外で身体を動かせる環境は、スイスならではの魅力です。こうした環境は、スイスをスポーツ留学の場所として考えるうえでも大きな魅力の一つです。スポーツ留学というと、将来プロのアスリートを目指すための留学をイメージするかもしれません。しかし、スポーツを通して身につくものは、競技技術だけではありません。日々のトレーニングを通した自己管理、時間の使い方、目標に向かって努力する力、失敗から学ぶ姿勢、そしてプレッシャーの中で自分自身をコントロールする力など、スポーツにはさまざまな学びがあります。スイスのインターナショナルスクールでは、世界各国から集まった生徒たちが学び、スポーツや課外活動にも取り組んでいます。授業で学ぶだけではなく、放課後や週末にはアルプスの自然を身近に感じながら、自分の好きなスポーツに挑戦する。夏にはマウンテンバイクなどで身体を動かし、冬にはスキーやスノーボードに取り組む。そんな環境で過ごすことは、子どもたちにとって大きな経験になるでしょう。もちろん、すべての生徒が競技選手を目指す必要はありません。スポーツを楽しみながら、仲間と協力し、自分自身の目標に向かって努力する。その過程そのものが、将来につながる大切な経験になります。「勉強だけ」でも「スポーツだけ」でもない。学びながら、自分の好きなことに本気で取り組み、世界中から集まった仲間たちとともに成長していく。そんな留学生活を考えている方にとって、スイスは魅力的な選択肢の一つになるかもしれません。今週末、アルプスを駆け下りるライダーたちの姿をまた次の記事でお伝えしたいと思います!


