シンガポール留学・移住サポートサービスのご案内

当社は長らくスイスを中心として留学サポートサービスを提供してまいりましたが、そこで得られた経験とネットワークを土台に、次のステージとして「グローバル教育」をテーマにした新たな展開をスタートすることとなりました。

その第一弾として、オーストラリアへの留学サポートサービスおよびシンガポールへの留学・移住サポートサービスの提供を開始いたします。

本記事では、シンガポール留学・移住が世界中のご家庭から注目を集める理由を、教育面・生活面の両側からご紹介するとともに、留学への具体的な準備方法まで詳しくご紹介します。

なお、シンガポールへの留学・移住のサポートサービスは、当社のグループ会社であるFES グローバルエデュケーション株式会社を中心としてご提供させていただきます。

オーストラリアへの留学サポートサービスの概要は、こちらのページをご覧ください。

シンガポール留学の魅力

シンガポールは「アジアのスイス」と呼ばれるほど安全で、国際教育の拠点として世界中から注目を集めています。日本からは飛行機でわずか6時間、時差も1時間という好立地に加え、充実した教育環境が整っています。

安全性と生活環境

• 世界トップクラスの治安：「不安」や「怖い」を感じることなく、お子様が学習に集中できる環境です。
• 子供に優しい国：社会全体が子供の成長を支援する文化があります。
• 日本と近い生活習慣：日本食レストランも豊富で、徐々に海外生活に慣れていくことができます。
• 快適な気候：一年中夏の気候で、荷物も少なく済みます。

アクセスの良さ

• 日本との時差わずか1時間：家族との連絡も取りやすく、時差ボケの心配もありません。
• 飛行時間6時間：緊急時にもすぐに帰国できる安心感があります。
• 充実した交通網：タクシーアプリや公共交通機関が発達しており、移動も便利です。

教育水準の高さ

• 多様な国籍の生徒：学校によっては40〜80カ国から生徒が集まり、真の国際教育が受けられます。
• 日本人比率：多くの学校で5%前後と適度な環境が保たれています。
• 充実した施設：広大な敷地内に幼稚園から高校まで揃っている学校が多数あります。

経済的なメリット

• 学費が比較的安い：質の高い国際教育を比較的リーズナブルに受けられます。学費の目安は幼少で約36,000シンガポールドル、高校で約56,000シンガポールドル程度です。
• 税制面の優遇：相続税0%、贈与税0%、譲渡益課税0%、配当課税0%、個人の所得税はMAX22%（実行税率はもっと低い）と、法人の所得税は17％と富裕層にとって魅力的な環境です。

受け入れ年齢と入学条件

通学生

シンガポールのインターナショナルスクールは、18ヶ月から18歳まで、幅広い年齢層を受け入れています。大きな敷地内に幼稚園・小学部・中学部が一体となっている学校が多く、長期的な教育計画を立てやすい環境です。

ボーディング（寮生活）

シンガポールでボーディングを提供する学校は限られています。

• 対象年齢：12歳〜18歳までの生徒は寮生活が可能です。
• 寮の特徴：学校の敷地内ではなく、複数のインターナショナルスクールの生徒が共同生活する寮があります。
• 12歳未満：ホストファミリーの紹介が可能です。

英語力について

多くの学校でEAL（English as an Additional Language）プログラムが用意されており、英語が母国語でない生徒をサポートしています。ただし、英語強化クラスはアジア人生徒が多くなる傾向があるため、できるだけ早く通常クラスに移行することが推奨されます。

ビザと親子留学

学生ビザと保護者ビザ

シンガポールの大きな特徴は、学生ビザの下に保護者ビザを取得できる点です。これにより、母親または父親とお子様での親子留学が実現可能です。

保護者ビザの取得条件

• 取得タイミング：学生ビザが承認された後に申請可能です。
• 保証人：シンガポール人もしくは永住権のある方が必要です。
• 保証料：約2,500SGD＋ビザ代
• 更新：毎年更新が必要です。
• 就労制限：シンガポール国内での収入を得ることはできませんが、日本でのリモートワークは可能です。

保護者ビザの取得サポートは、ICA（イミグレーション）管轄の手続きとして専門エージェントが対応可能です。

進路と日本への帰国

帰国生入試

シンガポールのインターナショナルスクールからの帰国生入試は、しっかりとした準備が必要です:

• 帰国子女枠：受験資格を満たす必要があります
• 一般入試：帰国生枠を使わない場合、一般入試は非常に厳しい競争となります

進路については、お子様の将来設計を見据えた長期的な計画が重要です。

留学開始時期と準備

「留学はまだ先のこと」と考えている方へ、専門エージェントからの重要なアドバイスがあります。

早期スタートの重要性

• 英語力：日本の教育を長く受けるほど、英語力が不足し、入学時のハードルが高くなります。
• 入学競争：人気校は空きが少なく、待機リストに入ることも珍しくありません。

推奨される留学プラン

まずは小学校低学年で1年間の留学を経験してみてはいかがでしょうか。

この時期に1年間の留学を経験すると、下記のような特徴・メリットがあります。

• 言語の吸収が早く、自然な英語習得が可能です。
• 新しい環境への適応力が高い時期です。
• 帰国後も日本の学校への復学がスムーズです。
• 将来の本格的な留学の準備として最適です。

学校視察ツアー（推奨）

サマープログラムやウィンターキャンプなどの短期プログラムもご紹介が可能ですが、シンガポールの場合のサマープログラムは、寮がついていない場合が多いです。（保護者とホテル滞在する必要があります。）そのため、お子様のシンガポール留学をご検討中の方へは、学校視察ツアーを推奨しております。保護者の方のみならず、学校の先生方の視察も承っております。

• 期間：1日半〜2日
• 費用：1,000SGD/day +交通費（実費、Grabか専属のドライバーを選択）程度
• 人数：9名まで
• スケジュール例：
  1. 午前中1校訪問、カフェテリアで昼食体験、午後1校訪問
  2. 午前中1校訪問、午後1校訪問

まとめ

シンガポール留学は、安全で質の高い国際教育を求めるご家族にとって理想的な選択肢です。日本との近さ、充実した教育環境、親子留学の可能性、そして税制面でのメリットなど、多くの魅力があります。

「まだ先のこと」と考えずに、早めの情報収集と準備を始めることが、お子様の将来の可能性を広げる第一歩となります。まずは学校視察ツアーに参加して、実際の教育環境を体験してみることをお勧めします。

シンガポールでの国際教育は、お子様の人生を豊かにする貴重な経験となることに違いありません。シンガポール留学におけるサポート経験豊富なスタッフが、皆様の留学を全力でサポートいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。