株式会社FESスイス留学センター
弊社では、ご家庭の教育方針やライフプランに合わせた最適なご提案をさせていただくべく、スイス以外の国への留学支援も開始いたしました。
シンガポールを拠点とする、FESスイス留学センターのグループ企業 FES Global Education株式会社 にてご案内させていただきます。

初めまして。アカデミックアドバイザーの小谷みなみと申します。14歳の頃からスイスのリツェウム・アルピーヌム・ツオツ(Lyceum Alpinum Zuoz)に留学し、国際バカロレア取得後はロンドンのユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London)に進学しました。海外の大学への受験をした経験を活かして、進学先のサポートや学校の選び方などの提案を担当しております。
さて、今回は言語の習得とそのメリットについてお話いたします。
AIが急速に発展している今、「英語を勉強する意味はあるのか」という質問をよく耳にします。私自身もたまに聞かれますし、おそらく学校の先生などは毎日のように生徒から聞かれているのではないかと思います。翻訳AIがここまで発達しているのなら、わざわざ外国語を勉強する必要はないのではないか、と感じる人がいても不思議ではありません。
この問いに対しては、よくいくつかの答えが挙げられます。「世界が広がる」「情報にアクセスしやすくなる」「就職や進学に有利になる」「異なる文化や考え方に触れて視野が広がる」などです。どれも間違ってはいないと思います。ただ、個人的にはどれも少し抽象的で、いまいち実感に結びつきにくい説明だとも感じていました。
そこで改めて、自分が日常生活の中で感じている「英語ができるメリット」を考えてみると、もっと単純なものに行き着きました。
それは、「笑えることが増える」ということです。
英語ができる面白い人と、日本語ができる面白い人の数を比べたら、当然ながら英語の方が圧倒的に多いです。人口規模が違うので当たり前ですが、その分、面白い人や面白いコンテンツに出会える確率も高くなります。
例えば、人と話すときでも、動画を観るときでも、英語圏には日本語とはまた違ったユーモアやノリがあります。コメディ、YouTube、ミーム文化、SNSの軽口など、日本語とは違うタイプの面白さがたくさんあります。そういうものに直接触れられるのは、英語ができる大きな楽しみの一つです。
もちろんAI翻訳を使えば、内容を理解すること自体はできるかもしれません。ただ、ユーモアというのは単純に意味だけで成立しているわけではありません。言葉のテンポ、ニュアンス、文化的背景、タイミングなどが組み合わさって初めて「面白い」と感じられることが多いからです。逐語訳では意味は分かっても、なぜ面白いのかがわからない、ということはよくあります。
だからこそ、言語を直接理解できることには、まだ大きな価値があるのだと思います。
これは一見するとくだらない理由に聞こえるかもしれません。でも、個人的には結構大事なことだと思っています。落ち込んでいるときに、少しでも笑える動画やジョークに出会えることは、思っている以上に生活の質を上げてくれるからです。
勉強やキャリアのために英語を勉強するという考え方ももちろん理解できます。でも、最終的には「笑えることが多い人生」の方が、単純にいい人生なのではないかと思っています。
そう考えると、「英語ができると世界が広がる」というよくある表現も、実はこのような体験をまとめた言葉なのかもしれません。
世界が広がるというのは、必ずしも壮大なことを意味しているわけではなくて、見られる動画が増えたり、話せる人が増えたり、理解できるジョークが増えたりなど、そういう小さなことの積み重ねなのだと思います。
英語ができることで人生が劇的に変わる人もいれば、そうでない人もいるでしょう。でも少なくとも、笑える瞬間の数は確実に増える。
それだけでも、英語を勉強する理由としては十分なのではないかと、私は思っています。
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