株式会社FESスイス留学センター
弊社では、ご家庭の教育方針やライフプランに合わせた最適なご提案をさせていただくべく、スイス以外の国への留学支援も開始いたしました。
シンガポールを拠点とする、FESスイス留学センターのグループ企業 FES Global Education株式会社 にてご案内させていただきます。

昨年に続き、サマーキャンプの渡航同行を担当しました在田です。
スイスのサマーキャンプを検討される保護者の方から、「初日のチェックインを、子どもは一人で乗り越えられるのか」というご相談を受けることがあります。特に、初めてのスイスでのサマーキャンプや、前年とは異なる学校へ参加する場合、慣れない環境への不安は当然のことだと思います。今回は、渡航同行スタッフとして現場に立ち会った経験をもとに、ル・ロゼのサマーキャンプ(グシュタードキャンパス)の初日の流れをご紹介します。実際に目にしたお子さまの様子や、現場ならではの気づきを交えながらお伝えできればと思います。
私たちはザーネン駅前からバスに乗り、約15分でショーンリッドへ到着しました。ショーンリッド駅のすぐそばにはル・ロゼのスタッフが立っており、どの建物へ向かえばよいかを案内してくれます。ショーンリッドの駅から学校までは徒歩数分の距離です。少し緊張しながら大きなスーツケースをゴロゴロ押して、緩やかな坂道を登っていきました。同行スタッフの目から見ると、この「駅から学校まで歩く数分間」が意外と大切だと感じられます。新しい土地を自分の足で踏みしめることで、これから始まるサマーキャンプへ向かう気持ちが、自然と整っていくような気がします。
建物に入る前から、スタッフがすぐに笑顔で声をかけてくれたことも印象的でした。全体的にスタッフの対応が温かく、周囲にもよく目が配られています。子どもたちが過度に緊張しにくいような雰囲気がつくられていることが、現場に立ち会ってよくわかりました。
キャンパスに着くと、まずスーツケースから現金とお菓子をすべて取り出すよう案内されます。お菓子は学校に持ち込めず、現金は原則として保護者へ返却される運用とのことでした。スーツケースはスタッフがすぐに部屋へ運んでくれるため、受付へ持っていく薬やパスポートなど、手続きに必要なものだけを手元に残します。
受付の隣にはアペリティフのコーナーが設けられていました。建物のまわりにはボルダリング、虹色お城型のふわふわ遊具、卓球、ミニサッカーなどの遊び場が用意されていました。手続きを終えた子どもたちが、すぐに体を動かして遊べる環境が整っています。
チェックインの受付は、「パスポート」「スポーツ」「言語」「健康」の4つのブースに分かれており、お子さまがそれぞれの担当者と話をしながら手続きを進めていきます。スポーツのブースでは、好みや苦手なことを質問されました。この回答が、滞在中のアクティビティ選択に反映されるそうです。担当スタッフが何かを無理に勧めることはありません。しかし、お子さまの気持ちを尊重しながらも、「少し新しいことに挑戦してみない?」と、さりげなく“新たな冒険”へ誘うことも忘れません。
ル・ロゼのグシュータードでのサマーキャンプでは、宿泊はショーンリッド、日中の語学授業はグシュタードのキャンパスへ通う仕組みで、寝泊まりする場所と学ぶ場所が分かれている点もル・ロゼらしい設計です。
同行スタッフとして実際に立ち会って感じたのは、複数のブースを回る手続きは、英語に慣れているお子さまでも、ある程度のサポートがあると安心だということです。次にどこへ進めばよいか、何を提出すればよいか、スタッフが英語で話しかけてくれる場面が続きます。もちろん、学校のスタッフも丁寧に案内してくれますが、慣れない場所で次々と手続きを進めることに、戸惑うお子さまもいると思います。そばに信頼できる大人がいることで、お子さまは落ち着いて、自分の言葉でスタッフと話すことができます。英語に不安があるご家庭や、お子さまだけでチェックインする予定の場合には、こうした場面でのサポートがあると、より安心して初日を迎えられるのではないかと感じました。
手続きが終わり、お母さまへ電話をかけようとした時のことです。
気がつくと、お子さまは近くにいた男の子と一緒に、ミニサッカーをして遊び始めていました。つい先ほどまで緊張した様子でスーツケースを押していたのに、初めて会った子と自然に遊び始めていたのです。
子ども同士がすぐに打ち解けられる環境を、さりげなく用意していることも、ル・ロゼの心配りの一つなのだと思います。
いよいよ寮へ向かう時間、同行者は建物の中へ入ることができません。
お子さまは学校スタッフから説明を受けると、私に軽く手を振り、一人で建物の中へ入っていきました。
見送る側には、少し寂しいような、心配なような気持ちがありました。しかし、お子さま自身は、次の場所へ向かって自然に一歩を踏み出していました。その後ろ姿が、この日の最も印象的な光景として残っています。
「子ども一人でも、初日のチェックインを乗り越えられるのか」。
実際に立ち会ってみると、ル・ロゼには、子どもたちを温かく迎え、新しい環境へ自然に導くための工夫が随所にあることが分かりました。
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