株式会社FESスイス留学センター
弊社では、ご家庭の教育方針やライフプランに合わせた最適なご提案をさせていただくべく、スイス以外の国への留学支援も開始いたしました。
シンガポールを拠点とする、FESスイス留学センターのグループ企業 FES Global Education株式会社 にてご案内させていただきます。

スイスのイタリア語圏、ルガノにあるボーディングスクール、タシス(TASIS)を代表して、入学担当のエミリーさんがスイスラーニングのイベントに参加するために来日されました。お忙しい中、FESとの面談の時間をとってくださったのですが、その中で印象的だったのは、数字や制度の話以上に、キャンパスで過ごす何気ない瞬間を彼女が大切にされていることでした。お気に入りの場所や風景を、日常の延長として語るその言葉から、タシスでの暮らしが立ち上がってくるように感じられました。
<<来日の際にFESスタッフと>>
エミリーさんは、タシスのキャンパスで訪問客を案内している途中に「ここが私のお気に入りなの」と言ってしまう場所があるそうです。ルガノの景色が見えるポイントや、静けさの中に温度のある図書館など。パンフレットに載っているからではなく、彼女自身が「心地良い」と感じられる場所です。そうした“心地よさ”は、風景だけでなく、日々の食事にも表れています。生徒はランチにパスタ(ボロネーズ)が出てくるととても喜びますし、キャンパス内のピザオーブンには行列ができることも。スチューデントセンターでは、プロシュートのクレープやジェラートが人気で、放課後のちょっとしたご褒美になっています。
<<南欧の空気を感じさせるキャンパスには、瀟洒な装飾が印象的な建物が静かに佇んでいます>>
初めてタシスを訪れた方からよく聞かれるのは、「ここでうちの子は、なじんでいけるでしょうか?」という質問だそうです。もちろん学業のことも大切ですが、タシスの良さは“授業の時間”だけではないとエミリーさんは言います。廊下ですれ違うたびに交わす短い会話、スポーツやアクティビティの後に自然と生まれる連帯感、寮での何気ないやり取り。距離が近いため、お互いの変化にも気づきやすい環境です。最初は緊張していた子が、数日後には同室の子と笑い合っている──そんな変化の瞬間を、彼女はこれまで何度も見てきました。小さなコミュニティの中で、誰かが一人になりそうな時に自然と手が差し伸べられます。それは、安心して挑戦できる土台になります。さらにタシスは、世界の多様さがそのまま日常になっている学校でもあります。生徒たちはさまざまな国から集まり、同じ出来事でも受け取り方が違う。その違いを「面白い」と思える空気があります。エミリーさんが語ってくれた「理想の生徒像」は、とてもシンプルでした。学校が用意している機会を“全部やってみたい”と思える子。模擬国連でも、スポーツでも、奉仕活動でも、旅でも、未知のものに手を伸ばせる子。「そういう子は、ここで自分の世界をどんどん広げていきますし、その姿勢は周囲にも自然と広がっていきます。」
<<さりげなくアンティークが飾られているカフェテリア>>
「もしキャンパスに来る機会があるなら、授業を少し覗いたり、ランチの時間を一緒に過ごしたりしてほしいと思っています。食の風景は学校の日常をいちばん分かりやすく伝えてくれるからです。」また、タシスがあるルガノは、レストランやホテルが充実していて、街を歩いているだけでワクワクするような魅力的な場所です。スイスのイタリア語圏という、安全で秩序が保たれた中にありながら、地中海沿岸のようなおおらかで明るい陽射しと、美味しい食も楽しめる環境です。留学はキャンパスの中だけで完結するものではなく、町の空気や食文化も含めて“暮らしの総量”でできているのだと実感させてくれます。
最後に、エミリーさんへのインタビューを通して私が感じたことを、私見として少しだけシェアさせていただきます。留学は、完璧に準備が整ってから始めなくてもよいのではないかということ。少しの不安や揺れを抱えたまま踏み出しても、先生やスタッフの支えを受けながら成長していける土壌が、タシスにはあると感じました。ここには、挑戦を歓迎し、違いを尊重し、失敗から学べる環境があります。そして得られるのは、英語力や成績だけではなく、「自分の世界を広げていいんだ」と思える価値観そのもの。もし迷いがあったとしても、それを抱えたまま一歩を踏み出せば、ひとりひとりのペースに寄り添いながら、最初の一歩を温かく、現実的に、そして前向きに支えてくれる—タシスは、そんな学校ではないでしょうか。
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