
正直、“友達と遊びたい”と思ってた私がスイスサマースクールで変わった話
現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。ティーンエージャーの子育てをしていると、家族よりも友達を優先して時間を過ごすことが増えてくるな、と感じる場面が多くなります。この年齢にとって、「友達と過ごす時間」はとても大きな意味を持っています。夏休みにスイスサマースクールへの参加を勧めても、彼ら彼女が実際に行くことに対して葛藤を感じるのは、ごく自然なことです。実際にサマースクールに参加した生徒の多くも、出発前は同じような気持ちを抱えています。「なんで自分だけ?」「友達と一緒に過ごしたい」そんな思いでいっぱいになり、不安や戸惑いを感じているケースも少なくありません。しかし興味深いのは、帰国後の変化です。現地で新しい友達と出会い、異なる文化や価値観に触れる中で、子どもたちの表情は大きく変わります。出発前には想像もしていなかったような経験を通して、「行ってよかった!」と前向きに感じるようになることが多いのです。このような経験を支えるうえで大切なのは、子どもの気持ちを否定しないことです。「友達と過ごしたい」という思いは当然のものであり、それをまずしっかり受け止めてあげることが第一歩になります。そのうえで、友達とはまた違う形の「新しい出会い」があること、今しかできない貴重な経験であること、帰国後も友達との関係は続いていくこと。こうした視点を少しずつ伝えていくことで、子ども自身が気持ちを整理しやすくなります。また、「どちらかを我慢する」のではなく、両方を大切にする工夫も有効です。例えば、出発前や帰国後に友達と遊ぶ予定をあらかじめ立てておくことで、「サマースクールも友達との時間も、どちらも大切にできる」という安心感につながります。さらに、日本の学校からの夏休みの宿題や課題も、サマースクール中の自由時間や学習時間を使って、進めることができます。実際に日本を離れ、スイスのサマースクールに参加した生徒たちは、世界各国から集まる新しい友達と出会い、「次のサマースクールでもまた会おうね!」と約束して帰国することも少なくありません。そんな子どもたちも、いつまでも同じ時間の中にいるわけではなく、気がつけばサマースクールの参加対象年齢を超えてしまう時がやってきます。だからこそ、今少しでも興味を持っているのであれば、その気持ちを大切に、ぜひ今年の夏にスイスでのサマースクールを実現してみてはいかがでしょうか。国際色豊かなスイスの環境の中で、日常ではなかなか経験できない体験や、新しい友達との出会いが待っていることでしょう。


















