株式会社FESスイス留学センター
弊社では、ご家庭の教育方針やライフプランに合わせた最適なご提案をさせていただくべく、スイス以外の国への留学支援も開始いたしました。
シンガポールを拠点とする、FESスイス留学センターのグループ企業 FES Global Education株式会社 にてご案内させていただきます。

現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。
何年たっても、年末や年越しの活気ある雰囲気や、家族と過ごすお正月を思い出すと、この時期は特に日本が恋しくなります。
距離が離れている家族のことをふと考えたときでも、スマホひとつですぐに連絡が取れる。便利な時代になりました。ひと昔前は、国際電話も高額で、国際郵便の手紙は届くまでに一週間から二週間もかかりましたね。技術の進歩は目まぐるしく、今では無料通話やメッセージで、距離を気にすることなく世界中の人とつながることができます。
こうした便利さを実感するたびに、このデジタル時代を生きる子どもたちに、何を大切に伝えていきたいのかを考えるようになりました。
世界との距離が縮まったように感じる今だからこそ、子どもたちには、少しずつでも国際的な視野や多文化に触れる経験を積んでほしいと、つい願わずにはいられません。
便利な通訳や翻訳ツールがあっても…、やはり大切なのは人と人とのつながりです。
人として、温かく、価値あるつながりを築けるようになってほしいと心から思います。
さらに、世界でも高く評価される日本人の繊細な気質や、「大和魂」と言われるほどの強い精神力。
だからこそ、子どもたちには、海外体験や留学を通して多様な価値観に触れ、日本人としての良さを大切にしながら、将来は世界を引っ張っていく存在になってほしいと願っています。
そうした想いを抱く中で、今現在、私がスイスで生活する中で感心させられるのは、さまざまな言語が日常的に使われていることです。
スイスの公用語は、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つ。地域によって使われる言語が異なります。
このような多言語環境は、子どもたちにとって言語力だけでなく、異文化理解や柔軟な思考力を育む貴重な土壌となっています。
そして、こうした環境だからこそ、共通語として英語が自然に使われる場面も多く見られます。
以前、私が見たスイスのコメディアンが「スイスで友達を作りたかったら、英語で話しかけよう」と冗談めかして話していたのが印象的でした。
そんな世界中から子どもたちが集まるスイスのサマーキャンプでは、共通語として英語が使われています。
私が実際に数々のサマーキャンプを訪問して感じたのは、英語講師の質の高さです。アクセントや訛りが少なく、非常にニュートラルな英語を話す先生方が多く、多言語環境にあるスイスだからこそ、第二言語として英語を教えることに慣れていると感じました。
私自身、イギリス、アメリカ、ニュージーランドと、異なる英語圏で生活した経験があります。同じ英語でも、地域ごとにアクセントや言い回し、文化的な背景に違いがあることを実感してきました。
そうした経験を踏まえて改めて考えてみても、スイスのサマーキャンプは、将来の国際的な学びや正規留学へとつながる、非常に良い土台づくりの場だと感じています。
また、スイスのサマーキャンプの価値は、語学や国際環境だけにとどまりません。
雄大なアルプスの自然に囲まれたアウトドア環境も、子どもたちの成長を大きく後押ししてくれます。
ハイキングやクライミング、カヤックやスタンドアップパドルなど、自然の中で体を動かしながら、協調性やチャレンジ精神を育んでいきます。仲間とともに過ごす時間は、言葉を超えたコミュニケーションを生み、これまで気づかなかった自分自身と向き合うきっかけにもなります。その経験は、子どもたちを内側から少しずつ強くしてくれるでしょう。
初めての海外体験となると、留学や長期滞在にハードルを感じる親御さんも多いかもしれません。そんな中で、サマーキャンプは「海外への第一歩」として、非常にバランスの取れた選択肢だと感じています。
短期間であれば、子どもも親も心理的な負担が少なく、安心して挑戦することができます。
プログラムは「挑戦」と「成功体験」がバランスよく設計されており、英語でのコミュニケーションやアウトドア活動、仲間との協働を通して、小さな成功体験を積み重ねることができます。
一日の流れが明確で、学びと遊びの時間が無理なく組み込まれているため、子どもたちは自然と海外生活に馴染んでいきます。
また、年齢や経験に応じたグループ分けがされていることも多く、初めて親元を離れるお子さまでも、同じ立場の仲間と過ごすことで安心感が生まれます。
「一人で頑張る留学」ではなく、「仲間と一緒に挑戦する海外体験」であることも、サマーキャンプならではの魅力です。
スタッフや講師が常に近くで子どもたちをサポートしているため、困ったときにはすぐに相談できる環境が整っています。
短期間だからこそ得られる「できた」「通じた」「乗り越えられた」という経験は、子どもたちの自信となり、「もっと世界を知りたい」「もう一歩進んでみたい」という次の意欲へとつながっていきます。
最後に、私がサマーキャンプを通して子どもたちに国際体験をしてほしい理由は、世界中の人々やその文化、価値観に実際に触れてほしいからです。
さまざまなバックグラウンドを持つ人々と出会い、理解し、分かち合う経験は、無知から生まれる誤解や対立を減らすきっかけにもなります。こうした経験を通して、子どもたちが広い視野と豊かな知識、柔軟な思考を身につけ、未来の国際社会で活躍できる力を育んでくれることを、心から願っています。
そして、成長の過程で一度日本を離れ、外の世界から日本を見つめ直す機会を大切にしてほしい。また、家族のもとを離れて過ごす時間は、自立心や感謝の気持ちを育み、あらためて人とのつながりの大切さに気づく、かけがえのない経験になるはずです。
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