
【5/29(金)東京】シンガポール・スイス・オーストラリア留学 合同相談会
2026年5月29日(金)東京・汐留ホールで、シンガポール/スイス/オーストラリア留学の合同相談会を開催します。学校説明会と個別相談会で、具体的な進路相談が可能です(要予約)。
株式会社FESスイス留学センター
弊社では、ご家庭の教育方針やライフプランに合わせた最適なご提案をさせていただくべく、スイス以外の国への留学支援も開始いたしました。
シンガポールを拠点とする、FESスイス留学センターのグループ企業 FES Global Education株式会社 にてご案内させていただきます。

2026年5月29日(金)東京・汐留ホールで、シンガポール/スイス/オーストラリア留学の合同相談会を開催します。学校説明会と個別相談会で、具体的な進路相談が可能です(要予約)。

スイスのイタリア語圏、ルガノにあるボーディングスクール、タシス(TASIS)を代表して、入学担当のエミリーさんがスイスラーニングのイベントに参加するために来日されました。お忙しい中、FESとの面談の時間をとってくださったのですが、その中で印象的だったのは、数字や制度の話以上に、キャンパスで過ごす何気ない瞬間を彼女が大切にされていることでした。お気に入りの場所や風景を、日常の延長として語るその言葉から、タシスでの暮らしが立ち上がってくるように感じられました。<<来日の際にFESスタッフと>>エミリーさんは、タシスのキャンパスで訪問客を案内している途中に「ここが私のお気に入りなの」と言ってしまう場所があるそうです。ルガノの景色が見えるポイントや、静けさの中に温度のある図書館など。パンフレットに載っているからではなく、彼女自身が「心地良い」と感じられる場所です。そうした“心地よさ”は、風景だけでなく、日々の食事にも表れています。生徒はランチにパスタ(ボロネーズ)が出てくるととても喜びますし、キャンパス内のピザオーブンには行列ができることも。スチューデントセンターでは、プロシュートのクレープやジェラートが人気で、放課後のちょっとしたご褒美になっています。<<南欧の空気を感じさせるキャンパスには、瀟洒な装飾が印象的な建物が静かに佇んでいます>>初めてタシスを訪れた方からよく聞かれるのは、「ここでうちの子は、なじんでいけるでしょうか?」という質問だそうです。もちろん学業のことも大切ですが、タシスの良さは“授業の時間”だけではないとエミリーさんは言います。廊下ですれ違うたびに交わす短い会話、スポーツやアクティビティの後に自然と生まれる連帯感、寮での何気ないやり取り。距離が近いため、お互いの変化にも気づきやすい環境です。最初は緊張していた子が、数日後には同室の子と笑い合っている──そんな変化の瞬間を、彼女はこれまで何度も見てきました。小さなコミュニティの中で、誰かが一人になりそうな時に自然と手が差し伸べられます。それは、安心して挑戦できる土台になります。さらにタシスは、世界の多様さがそのまま日常になっている学校でもあります。生徒たちはさまざまな国から集まり、同じ出来事でも受け取り方が違う。その違いを「面白い」と思える空気があります。エミリーさんが語ってくれた「理想の生徒像」は、とてもシンプルでした。学校が用意している機会を“全部やってみたい”と思える子。模擬国連でも、スポーツでも、奉仕活動でも、旅でも、未知のものに手を伸ばせる子。「そういう子は、ここで自分の世界をどんどん広げていきますし、その姿勢は周囲にも自然と広がっていきます。」<<さりげなくアンティークが飾られているカフェテリア>>「もしキャンパスに来る機会があるなら、授業を少し覗いたり、ランチの時間を一緒に過ごしたりしてほしいと思っています。食の風景は学校の日常をいちばん分かりやすく伝えてくれるからです。」また、タシスがあるルガノは、レストランやホテルが充実していて、街を歩いているだけでワクワクするような魅力的な場所です。スイスのイタリア語圏という、安全で秩序が保たれた中にありながら、地中海沿岸のようなおおらかで明るい陽射しと、美味しい食も楽しめる環境です。留学はキャンパスの中だけで完結するものではなく、町の空気や食文化も含めて“暮らしの総量”でできているのだと実感させてくれます。最後に、エミリーさんへのインタビューを通して私が感じたことを、私見として少しだけシェアさせていただきます。留学は、完璧に準備が整ってから始めなくてもよいのではないかということ。少しの不安や揺れを抱えたまま踏み出しても、先生やスタッフの支えを受けながら成長していける土壌が、タシスにはあると感じました。ここには、挑戦を歓迎し、違いを尊重し、失敗から学べる環境があります。そして得られるのは、英語力や成績だけではなく、「自分の世界を広げていいんだ」と思える価値観そのもの。もし迷いがあったとしても、それを抱えたまま一歩を踏み出せば、ひとりひとりのペースに寄り添いながら、最初の一歩を温かく、現実的に、そして前向きに支えてくれる—タシスは、そんな学校ではないでしょうか。

現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。この前ふと見た動画でスイスのコメディアンがこんなことを言っていました。スイスには公用語が4つもあるので、友達を作ろうと思っても最初にちょっと迷うことがある…。「ドイツ語?フランス語?イタリア語?それともロマンシュ語?」「いったい何語で話しかければいいの?」そんなときは…英語で話しかけるのが一番!これ、まさにスイスあるあるなのです。もちろん、どの言語で話すかを探る時間も、スイスならではの楽しみのひとつ。相手のアクセントや話し方、雰囲気から「何語かな?」と想像してみる。そんなちょっとした駆け引きもあります。公用語が4つある国だからこそ、英語が共通語のように使われることもある。そんな日常も、スイスの魅力のひとつかもしれません。そんなスイスでのインターナショナルスクールやサマースクールになると、その「多言語環境」はさらにレベルが上がります。世界中から生徒が集まるため、教室に入ればまさに小さな地球。ヨーロッパはもちろん、アジア、中東、南米、世界中からさまざまなバックグラウンドを持つ子どもたちが一緒に学びます。彼らの多くにとって、英語は母語ではなく、第2言語、あるいは第3言語。それでも授業も日常会話も英語で行われるため、自然と「英語で伝える力」が磨かれていきます。最初は少し戸惑いながらも、お互いにゆっくり話したり、簡単な言葉を選んだりしながらコミュニケーションを取る。その過程で、「完璧じゃなくても伝わる」「違っていてもいい」という感覚が身についていきます。スイスの街中で感じる「どの言語で話そう?」というちょっとした迷いも、こうしたインターナショナルな環境では「とりあえず英語でつながってみよう」という前向きな一歩へと変わっていきます。言語が違うからこそ広がる世界。スイスという国は、その面白さを日常の中で自然に体験できる場所なのかもしれません。そして面白いのは、そんな環境にいると「英語ができること」以上に、「伝えようとする力」や「相手を理解しようとする姿勢」がとても大切だと気づかされることです。同じ英語でも、話すスピードや発音、表現の仕方は人それぞれ。だからこそ、ただ正しい文法を使うだけではなく、「どうすれば相手に伝わるか」を考える力が育っていきます。また、言語だけでなく文化の違いにも自然と触れることになります。食べ物の話、学校の話、休日の過ごし方。何気ない会話の中に、それぞれの国らしさが見えてくるのです。そうした日々の積み重ねが、単なる語学学習を超えた「国際感覚」を育てていくのでしょう。スイスでよくある「とりあえず英語で話しかけてみる」という小さな一歩。その一歩が、世界中の人とつながるきっかけになる。そんな環境が当たり前にあることこそ、スイスのインターナショナルスクールやサマースクールの大きな魅力なのだと感じます。「何語で話そう?」という迷いさえ楽しみに変わる場所、スイス。その一歩が、やがて大きな世界へとつながっていくのかもしれません。

スイス・アルプスの麓、ヴィラールの澄んだ空気の中にあるボーディングスクール、ラ・ガレン・インターナショナル・スクール(LaGarenneInternationalSchool)。世界46か国から生徒が集まるこの学校の魅力は、美しい自然や国際的な環境だけではありません。そこにいる「人」が学校の雰囲気をつくり、コミュニティを形づくっています。今回お話を伺ったのは、学校代表のグレッグ・メアンさんです。実はグレッグさん自身もラ・ガレンの卒業生で、兄弟や奥様も同じ学校の元生徒です。現在は家族で学校の運営に関わっているそうで、「家族で学校を支えているんです」と笑顔で話してくださいました。こうした背景があるからこそ、学校全体にどこか家庭のような温かさが感じられるのかもしれません。キャンパスの中で一番好きな場所を尋ねると、「ボー・シートのあたりですね。景色がとてもきれいなんです」と教えてくださいました。山々の景色を望めるその場所は、生徒たちが自然と集まる場所でもあり、グレッグさんにとっても特別な場所なのだそうです。<<記事冒頭の写真>>学校で働く楽しさについて伺うと、グレッグさんは「同じ日は一日としてありません」と話します。「学校の仕事は、計画通りにいかないことが多いんですよ。予想外の出来事が毎日起きます。でも、それがこの仕事の面白さでもあるんです。」授業だけでなく、スポーツやさまざまなアクティビティで生徒と一緒に体を動かす時間も多いそうです。「生徒と遊んだりスポーツをしたりしていると、自分も若くいられる気がします。それに、彼らから新しい“若者言葉”も教えてもらえるんですよ」と笑います。教師と生徒という関係を超えて、日常の中で自然な交流が生まれている様子が伝わってきます。<<ラ・ガレン・インターナショナルスクール学校代表グレッグ・メアンさん>>ラ・ガレンには現在、世界46か国から生徒が集まっています。さまざまな文化的背景を持つ子どもたちが一緒に学び、生活していることが、この学校の大きな特徴です。近年はロシアの生徒がほとんどいなくなり、現在はメキシコ、中国、日本、フランスの生徒が比較的多く在籍しているそうです。その中でも日本人の生徒についてグレッグさんは「とてもきちんとしています」と話します。「最初は少し控えめなことが多いですが、時間が経つと殻を破ります。他の生徒がどうしているかを見ながら、少しずつ自分らしく振る舞えるようになるんです。」また、日本の生徒はルールをよく守る一方で、その中でしっかりと楽しみながら自己表現もできるといいます。「それから、日本の生徒は数学がとても得意ですね」と笑いながら付け加えました。異なる文化を持つ生徒たちが互いに影響を受けながら成長していく環境が、この学校の日常を形づくっています。グレッグさんは、前日の夜に日本人の卒業生と食事をしたばかりだそうです。その卒業生は2024年にラ・ガレンを卒業し、日本で行われた同窓会にも参加していました。在学中、彼は9歳の生徒のメンターを務めており、その生徒の保護者から「あなたは息子のロールモデルでした」と言われたそうです。「その話を聞いて、とても感動していました」とグレッグさんは語ります。年上の生徒が年下の生徒を自然に支え、学び合う関係が生まれていることは、この学校の大きな特徴の一つです。こうしたつながりは卒業後も続き、世界中に広がるコミュニティとなっています。<<スイスラーニングイベントでFESスタッフと>>最後に、ラ・ガレンへの入学を考えていらっしゃるご家庭へのメッセージを伺いました。グレッグさんは、学校選びでは時間をかけて子どもに合った環境を見つけることが大切だと話します。「可能であれば、実際に学校を訪れてみてください。親がその学校に信頼を持てれば、子どもも安心して新しい環境に飛び込むことができます。」ボーディングスクールでの生活は、子どもにとって大きな成長の機会になります。自立心や責任感、そして困難に立ち向かう力を育てる経験でもあります。しかし、その過程では感情の浮き沈みや失敗もあります。「失敗は学びの一部です。挑戦すること、コンフォートゾーンから一歩踏み出すこと、そしてコミュニティの中で生活すること。そのすべてが子どもを成長させます。」学校、保護者、生徒が互いに信頼し合いながら同じ方向を向くことで、ボーディングスクールでの経験は将来の人生にとって大きな土台になります。グレッグさんの話を聞いていると、ラ・ガレンの魅力は建物やプログラムだけではなく、そこに集う人々の関係の中にこそあるのだと感じさせられます。

1月に開催されたスイス・ラーニングのイベントには、スイス各地から多くのインターナショナルスクールの入学担当者が来日しました。それぞれの学校が大切にしている教育観や、スイス留学の魅力について直接話を聞くことができる貴重な機会となりました。今回はその中から、アルプスの名門ボーディングスクール、ボーソレイユの入学担当部門を代表して来日されたエヴァさんのインタビューをお届けします。学校の特色だけでなく、彼女自身の視点を通して語られるボーソレイユの魅力には、この場所で育まれる確かな品格と温かな人間味がにじんでいました。<<ボーソレイユの入学担当部門チーム。左から2番目がエヴァさん>>スイス・ヴィラール。アルプスの澄んだ空気に包まれた高台に、コレージュ・アルパン・ボーソレイユ(CollègeAlpinBeauSoleil)はあります。1910年創立という長い歴史を持ちながらも、その佇まいはどこか軽やかで、いまも進化を続けている学校です。世界各国から集まる生徒たちは、この場所で学び、生活を共にし、少しずつ自分の輪郭をはっきりさせていきます。IBやアメリカ高校卒業資格といった進路に対応する確かなアカデミック体制はもちろん、日常のなかに散りばめられた課外活動やウィンタースポーツ、遠征プログラムの数々が、この学校での時間をより立体的なものにしています。「ここでは、成績だけでなく、人としての強さやしなやかさが育ちます」とエヴァさんは言います。その語り口は穏やかですが、そこには確かな実感がこもっていました。エヴァさんの記憶に深く残っているのは、サマーキャンプをきっかけに入学し、Grade6から卒業までをこの学校で過ごした一人の日本人の少年です。入学当初はどこか控えめで、周囲を静かに観察しているような印象だったそうです。それが、年月を重ねるうちに少しずつ変わっていきました。自信がつき、仲間の輪の中で自然に笑い、スイスと日本、それぞれの文化の間を無理なく行き来できる柔軟さを身につけていったのです。それでも、日本人としての礼儀や感覚は失われることはありませんでした。「国際的になることは、自分を手放すことではありません」。その言葉は、エヴァさんが長年この学校で見続けてきた成長のかたちそのものなのかもしれません。日本人学生の印象について尋ねると、「最初はやはり言葉に戸惑います。でも、本当によく努力します」と少し誇らしげに話します。環境に慣れた瞬間、それまで内に秘めていた力が一気に広がるのだといいます。特に印象的なのは、音楽やミュージカルの舞台。これまで一人で演奏してきた生徒が、オーケストラやバンドの一員として仲間と呼吸を合わせる。その変化を間近で見ることができるのは、この学校ならではの喜びだそうです。エヴァさん自身が好きなのは、そんな生徒たちの気配を感じられる場所。暖かい季節のテラス、休み時間の1910Café。笑い声や足音が交差する時間が何より愛おしいといいます。「休暇中のキャンパスは、少し静かすぎるのです」と笑う姿に、この場所への深い愛情がにじみます。そして、ヴィラールという土地そのものも、忘れがたい存在です。グリヨンの名店Charletのパティスリー、Solalexで味わうチーズフォンデュ。エヴァさんはそれを「少し神秘的で、魔法のよう」と表現しました。雄大な山々に囲まれた時間は、単なる留学生活の一場面ではなく、人生のどこかに長く残る記憶になるのでしょう。だからこそ、まずはサマースクールでこの空気を感じてほしいと勧めます。「早い段階でスイスに来ることが、いちばん自然な学びにつながります」。アルプスの光の中で過ごす日々は、世界へ羽ばたくための準備であると同時に、自分らしさを確かめる時間でもあるのです。

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スイス留学
海外留学
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現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。「留学」と聞くと、まず思い浮かぶのはアメリカやイギリスではないでしょうか。アメリカやイギリスは長年にわたり王道の留学先として知られています。さて、本当にその選択が“最適解”なのでしょうか。いま、教育水準の高さ、安全性、そして国際性のバランスという観点で、静かに、しかし確実に評価を高めているのがスイス留学です。スイスは世界トップクラスの教育機関を有し、政治的にも安定し、治安の良さでも知られる国で、さらに公用語が複数ある多言語国家であり、ヨーロッパの中心という地理的特性から、国際的な感覚を自然に身につけられる環境が整っています。実は国際的には、スイス留学は「新しい選択肢」どころか、長年にわたり富裕層やロイヤルファミリーに選ばれてきた伝統ある進路でもあります。格式あるボーディングスクールや名門教育機関には、世界各国の王族やエリート層の子弟が集い、静かな環境の中で質の高い教育を受けてきました。つまりスイスは、華やかに宣伝されることは少なくとも、知る人ぞ知る“本物志向”の留学先として評価され続けてきた国なのです。将来を見据え、堅実かつ国際的な視野を育む選択肢として、いま改めてスイス留学が注目を集めています。私は高校時代をイギリスで、大学時代をアメリカで過ごしました。同じ「英語圏」でも、その空気や文化、価値観、そして日々使う英語表現までも、驚くほど違っていました。今回は、そんな2つの国での留学経験を簡単に紹介します。高校生のとき、私はイギリス留学を選びました。理由は大きく2つあります。ひとつは「使える英語」を身につけたかったから、もうひとつはイギリスの音楽が好きだったからです。そんな憧れを胸に、単身イギリスへ渡り、寮生活をスタートさせました。留学生の割合はとても少なく、アジア人もほとんどいない環境で、アジア人の名前にも慣れていない生徒が多く、私の名前はなかなか覚えてもらえませんでした。友達を作りたい気持ちはあるのに、自分からうまく話しかけることができず、言葉に詰まり、タイミングを逃し、また一日が終わる…そんな日々が続きました。そんな中で、私がかろうじて自分を表現できたのは、言葉に頼らなくてもいい授業でした。同じ数字を使う数学、体で表現できる体育、そして音で気持ちを届けられる音楽の授業です。慣れないイギリスの食事も含め、高校時代の私は、どちらかといえば受け身で、環境に慣れることで精一杯でした。けれど、イギリスでの経験があったからこそ、次は“挑戦する側”になりたいと思えたのです。そして迎えたアメリカでの大学生活。少しずつ英語力も経験値も上がり、友達作りもスムーズになりました。さまざまな国の友達と交流し、休みには各国を訪れる機会にも恵まれました。今でも「また皆でボストンに集まろう」と約束しています。イギリスに比べ、アメリカは国際色がより豊かでした。多民族が集まるキャンパスは独特で自由、常に新しい刺激にあふれていました。ただ、その一方で、民族色を強く出しすぎると周囲との調和を欠くこともあり、当時の私はアジア人であること、日本人であることを100%自信を持って出すことを控え、周囲とバランスを取りながら中和的な雰囲気で過ごしていたような気がします。そんな2カ国の雰囲気を体験した後、現在はスイスで生活しています。スイスでは、アジア人として、日本人としての自分に誇りを持って暮らせている自分がいます。そして、これは世界中を通して私自身が強く感じていることですが、皆さん日本が大好きです。スイスでの生活の中でも、スイス人の日本好きを日々感じます。古い文化も、新しい文化も、食も、ファッションも、建築も、漫画やアニメを含むアートも…皆さん本当に日本が大好きです。そんな日本愛を身近に感じられるのも、スイスでの生活の魅力のひとつです。スイスも国際色が豊かで、長い歴史の中で中立国としての立場を保ってきたことが、こうした環境を生み出しているのかもしれません。イギリスやアメリカは、確かに長年にわたり王道の留学先として知られています。多くの学生が目指す場所であり、語学や文化体験の面でも確かな実績があります。けれど、私自身が体験したように、留学先によって身につく感覚や価値観は大きく異なります。スイス留学は、派手さや知名度では目立たないかもしれません。しかし、落ち着いた環境の中で国際的な視野を育むことができ、多文化の中で自分の立ち位置や価値観を自然に見つけられること。それこそが、スイスならではの奥深い魅力であり、他国の留学にはない価値だと私は感じています。留学先を選ぶとき、語学や名声だけでなく、こうした“生活の中で身につく国際感覚”や“自分の価値観を育む経験”も、選択肢に加えてほしいと思っています。

スイス
スイス生活
スイス留学
ル・ロゼ
ロール
学校訪問
海外留学
留学生活
現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。我が家のお隣さんは、かつてル・ロゼで学んだ卒業生です。ル・ロゼを卒業後は、レマン湖畔の美しい街モントリューで長年弁護士として活躍され、先月ついに退職されました。学生時代の思い出を振り返りながら、これからの新しいステージについてもお話を伺いました。ル・ロゼでの学びが、彼女の人生やキャリアにどのような影響を与えたのか。今回は、そのリアルな声に迫ります。「冬と夏でキャンパスが変わる学校」として世界的に有名なル・ロゼ。夏学期はレマン湖沿いのロール(Rolle)キャンパスで、湖畔の自然や温暖な気候の中、授業やスポーツを存分に楽しむことができます。冬学期はスイス・アルプスのグシュタード(Gstaad)キャンパスに移り、スキーなどのウィンタースポーツを含むアクティブな生活が待っています。スイスは公用語が4つあり、ル・ロゼのキャンパスもその特徴を体験できる環境です。夏学期のロールキャンパスはフランス語圏のヴォー州、冬学期のグシュタードキャンパスはドイツ語圏のベルン州に位置します。そのため、一年を通して学ぶ中でも、各キャンパス付近の公用語が異なるというユニークな環境で学ぶことができます。やはり、お隣さんもフランス語、ドイツ語、彼女のお母さまの母国語であるフィンランド語、そして英語を流暢に話します。しかも英語で話すのが大好きと教えてくれました。フランス語圏とドイツ語圏、異なる文化や街並みの中で過ごした経験は、彼女の価値観や視野を大きく広げたといいます。特にドイツ語圏の落ち着いた雰囲気が好きで、今でもグシュタードは特別な場所。前回ご一緒したランチも、思い出の地であるグシュタードでいただきました。ちなみに、グシュタードといえば、世界的に有名なアルプスの高級リゾート地。富裕層の別荘地として知られ、王族やセレブリティが訪れることでも有名です。そのため、街を歩いているだけで思わず足を止めてしまう光景に出会います。公道をさりげなく走り抜ける数々のスーパーカーは、まるで屋外モーターショーのよう。車好きにとってはたまらない環境です。とりわけ圧巻なのは冬。雪道をものともせず、すいすいと走るLamborghiniやBugattiの姿には、思わず見とれてしまいます。ラグジュアリーとアルプスの自然が同居する、まさに特別な街です。そして、お隣さんのル・ロゼ学生時代に培った語学力と国際感覚は、弁護士として多様なバックグラウンドを持つ依頼人と向き合う上で大きな強みになったそうです。彼女の言葉で印象的だったのは、「世界には正解が一つではないと、子供のうちからで体感できたことが大きい」という言葉でした。クラスメートのバックグラウンドは実にさまざま。宗教も文化も考え方も違う中で議論を重ねる経験が、のちに法の世界へ進む土台になったといいます。弁護士という職業は、法律の知識だけでなく、多様な立場の人の声に耳を傾け、冷静に物事を整理する力が求められます。ル・ロゼで培った国際感覚と柔軟な思考力は、まさにその基礎になったとのこと。華やかなイメージのある学校ですが、そこで得られるのは肩書きだけではなく、世界を俯瞰する視点。名門校での経験が、一人のプロフェッショナルの原点になっていることを感じたひとときでした。そんな長年の弁護士としての仕事を、彼女は退職しました。次のステージは、世界各地を旅すること。ちょうど今は引っ越しの準備の最中で、先ほど梱包紙をお届けしたところです。荷物は一旦倉庫へ預け、身軽になって世界へ出るのだそう。「世界を知ることは、人をより深く理解すること」と言っていた彼女。次に会う時は、きっと新しい発見や素敵なエピソードを聞かせてくれるはず、今から楽しみにしています。

リツェウム・アルピヌム・ツオツ
2026年3月、スイスの名門校リツェウム・アルピーヌム・ツオツの入学担当者が来日し、東京で個別相談会を開催します。留学に関する不安や疑問を解消する貴重な機会です。ぜひご参加ください。

スイス
スイス生活
スイス留学
海外留学
留学生活
現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。日本から離れて暮らすからこそ、日々強く感じることがあります。「大和魂」と聞くと、多くの人が思い浮かべるのは、勇ましさだけでなく、静かに燃え続ける“内なる強さ”ではないでしょうか。声高に誇示するものではなく、困難に直面したときに自然とにじみ出る力。嵐の中でも根を張り続ける木のように折れそうで折れない心、周囲を思いやりながら責任を果たす誠実さ。その積み重ねこそ、日本人の精神の核にあるものです。この静かな強さこそ、世界で輝く日本人に欠かせない力であり、世界からも尊敬される理由です。だからこそ、日本人にはもっと世界を体験する機会を持ってほしいと思います。スイス留学のような国際的な環境で学び、世界各地から来るさまざまな人々と友達になり、文化を理解し、価値観を分かち合い、未来をリードできる人になってほしいと願っています。まれに「日本人は世界で弱い」と言われることがあります。「自己主張が弱い」「海外では通用しない」と。しかし、本当にそうでしょうか。世界を見渡せば、日本人の強みははっきりしています。約束を守る、時間を守る、丁寧に仕事をする、相手を思いやる、そして継続する力。これらは世界では決して当たり前ではなく、むしろ極めて希少で価値の高い資質です。足りないのは能力ではありません。足りないのは「世界基準の経験」なのです。では、なぜスイス留学なのでしょうか。スイスは、世界の縮図のような国です。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つの公用語を持ち、多様な文化が共存し、そして国際機関が集まっています。たとえばUnitedNations(欧州本部)、WorldEconomicForum、InternationalOlympicCommittee。世界の意思決定が行われる場所が、日常の延長線上にあるのです。さらに教育水準も世界最高峰で、ETHZurichやUniversityofSt.Gallenでは、暗記ではなく「思考」が求められます。正解を当てるのではなく、自分の意見を持つことが重視されます。日本人がここに身を置いたとき、何が起こるでしょうか。大和魂に、世界基準の思考力が加わるのです。海外に出ると、必ず問われます。「あなたはどう思うの?」「日本ではどうなの?」そのとき初めて、自分が何者かを考えます。日本にいると当たり前だった文化、礼儀、価値観。それが説明できる人は、実は多くありません。かつて新渡戸稲造は『Bushido:TheSoulofJapan』を通して、日本の精神を世界に伝えました。彼は日本の外に出たからこそ、日本の価値を言語化できたのです。外に出ることは、日本を捨てることではありません。むしろ、日本を深く知ることです。大和魂は、内向きの精神ではありません。困難に立ち向かう勇気。義を重んじる心。信頼を積み重ねる誠実さ。それは、国境を越えて通用する力です。スイスという多文化環境の中で、異なる価値観とぶつかり、自分の意見を持ち、日本人としての誇りを磨き、そうして育った若者は、きっと世界で戦える人材になります。大和魂を胸に、日本の子供達には世界に挑んでほしい。困難に立ち向かい、異なる文化や価値観を理解し、信頼を築きながら未来を切り拓く。その一歩一歩が、日本の誇りとなり、世界からも尊敬される力になるのです。

スイス
スイス生活
スイス留学
海外留学
留学生活
現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。日本に住む子どもたちが、「日本」という場所から一歩踏み出し、外から「日本」という国を見つめる機会を、いったいどれほどの子どもたちが経験できているのでしょうか。さまざまなバックグラウンドや価値観、カルチャーを持つ人々と出会い、広い世界を知る経験は、かけがえのない財産です。先日、冬季オリンピックを観戦しながら、その思いをあらためて強く感じました。世界を舞台に堂々と戦う日本人選手たち。その姿は誇らしく、同時に、彼らが世界という大きなフィールドで自分を試していることの意味を考えさせられました。大人になる前の子ども時代に、海外から日本を見つめる経験があるのとないのとでは、視野の広さや物事の捉え方、将来の選択肢に大きな差が生まれるのではないでしょうか。オリンピックの選手たちもまた、日本という枠を越え、世界基準の中で挑戦し続けてきたからこそ、あの舞台に立っているのだと思います。時代は変わり、国際的な感覚を持つ人が世界で活躍することは、特別なことではなくなりつつあります。だからこそ、日本の子どもたちにも、世界を舞台に力を発揮してほしい!そんな願いがあります。それは、必ずしもアスリートとしてという意味ではありません。どの分野であっても、自分の可能性を世界に向けて広げてほしいという思いです。とはいえ、「自分には留学経験がないのに、どうやって子どもを送り出せばいいのか分からない」と迷う親御さんも多いでしょう。言葉の壁、生活環境、治安、費用…。心配は尽きません。もし私が一親として具体的に動くなら、まずはどんな学校があるのかをインターネットで調べるところから始めるでしょう。そして、その情報が正確で最新のものかを確かめるために、留学エージェントに相談し、専門家の意見を参考にしながら、少しずつ行動に移していくはずです。ここで、私自身の留学経験や、子どもたちのために学校を探した過程で強く感じたことがあります。それは、インターネットやパンフレットに載っている学校の雰囲気と、実際に訪れて感じる空気感は、必ずしも同じではないということです。写真や情報を見るだけでは、知ったような気になってしまいます。しかし、実際に学校訪問し、キャンパスを歩き、教室を覗きながら生徒たちの表情を見て、先生とのやり取りを肌で感じることで、画面や紙面では伝わらない「その学校の本当の空気」に触れることができます。オリンピックも同じかもしれません。テレビ越しに観るのと、現地の熱気を体感するのとでは、まったく違う世界が広がっているはずです。世界を“知る”ことと、世界を“体感する”こと。その差は、子どもたちの未来にとって決して小さくないと感じています。少しでも興味があるのなら、まずはできるだけ情報を集めてみることから始めてみてはいかがでしょうか?“知っている”世界と、“見たことがある”世界は違います。そして、“体感した”世界は、人生を変える力を持っています。大きな決断でなくてもいいのです。まずは調べてみる。話を聞いてみる。可能であれば、実際に足を運んでみる。その今できる小さな一歩が、やがて大きな未来へとつながっていくと、信じています。

学校訪問
2026年9月、スイスの名門ボーディングスクール4校を訪問する特別プログラム。体験授業や校内ランチ、スタッフとの交流で"リアル"な留学生活を体験。少人数制で丁寧なサポートをご提供します。

学校訪問
2026年5月、スイスの名門ボーディングスクール4校を訪問する特別プログラム。体験授業や校内ランチ、スタッフとの交流で"リアル"な留学生活を体験。少人数制で丁寧なサポートをご提供します。

サマーキャンプ
サマースクール
スイス生活
スイス留学
海外留学
留学生活
現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。先ほど、お茶を飲みながらスイスのインターナショナルスクールのパンフレットを眺めていました。自分自身が留学していた頃の国や学校の環境と重ね合わせながら、どこか懐かしく、そして少し切ない気持ちになっていました。「スイス留学には興味があるけれど……家族や友達と離れるのは不安……」そんな思いを抱えている人は、多いのではないでしょうか。留学に憧れはあっても、長期間ひとりで海外生活を送ることを想像すると、心のどこかで寂しさや孤独を感じてしまうことがあります。特にホームシックになりやすい人にとっては、その不安が留学生活そのものを楽しむ妨げになってしまうこともあります。そんな人にこそおすすめしたいのが、期間限定で安心して海外体験ができるスイスのサマースクールです。このプログラムは最短2週間から参加できるため、長期留学のように何か月も家族と離れる必要はありません。期間が限られているからこそ、家族のことを恋しく思いながらも、新しい環境や体験を少しずつ楽しむ心の余裕が生まれます。また、現地では生活全般をサポートしてくれるスタッフが常にそばにいます。言語の不安や生活上の小さなトラブルも、すぐに相談できる体制が整っているため、初めての海外でも安心です。寂しさを感じにくく、安全な環境の中で海外生活を体験することができます。そして、このサマースクールには日本だけでなく、世界中から同じように「この夏休みを最高の環境で過ごしたい」と考える子どもたちが集まります。国際色豊かな仲間と過ごすことで、新しい文化や価値観に触れながら、充実した時間を共有することができるのです。スイスならではの自然や文化に触れられることも、サマースクールの大きな魅力です。アルプスの壮大な景色の中でのハイキングや、英語を第二・第三言語として学ぶ仲間たちとの語学レッスン、夜には映画やゲームを楽しむ時間もあります。期間限定であっても、毎日が濃く、思い出深い日々になるはずです。もちろん、ふと家族のことを思い出して寂しさを感じる瞬間もあるかもしれません。けれど、友達やスタッフの温かいサポートに支えられながら、安心して新しい体験に踏み出すことができます。それが、スイスのサマースクールです。サマースクールとひと口に言っても、スイス各地にはさまざまな選択肢があります。ぜひ、今回この記事を読んでいただいたこの機会に、お気軽にご相談ください。どのようなサマースクールがあるのかを、まずはお子様と一緒にご自宅から知るだけでも、きっとワクワクしていただけるはずです。

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現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。毎朝の日課の一つに、為替レートの確認があります。円安が続きますね。円安が続くなかで、「今は留学の時期じゃない」「円安なのだからやめるのは仕方ない」と判断してしまうご家庭や、留学を途中で断念しようかと迷うご家庭も少なくありません。それは決して冷たい考えではなく、家計や将来を真剣に考えた、とても誠実な判断だと思います。ただ一度だけ考えてみてほしいのは、その判断が「今、親が守りたいもの」を優先した結果なのか、それとも「将来、子どもに渡したいもの」を見据えた結果なのか、という点です。子どもが子どもでいられる時間は想像以上に短く、長い人生の中での土台をつくる、とても貴重な時期でもあります。大人になってからの時間の方が圧倒的に長いからこそ、「今」という時間をどう使うかについて、改めて考えてほしいという思いで、今回はこのブログを書いています。私自身も留学を経験しました。当時の私はイギリスの音楽が大好きで、使える英語を身につけるならここだと、自分で行き先をイギリスに決めました。英語力はほぼゼロで、イギリス行きの飛行機の中、到着時の入国審査で英語を話す自信が全くないままど緊張していた記憶があります。自分で選んだ道だったにもかかわらず、実際に飛行機に乗り、ひとりで始める異国での寮生活は想像以上に厳しいものでした。家族から距離を置き、日本を離れて初めて、日本という国や自分の立ち位置を外側から見る感覚を知りました。そこでは、待っていれば誰かが助けてくれることはなく、自分から動かなければ友達もできず、何もつながらない現実があり、日々その状況と向き合いながら葛藤していました。英語が分からなくても、学校の授業は容赦なく進み、理解できなくても誰も待ってはくれません。そのすべてが一気に自分ひとりにどすんとのしかかってきた感覚を、今でもはっきり覚えています。親が留学を迷うときに思い浮かべる費用や為替の不安、合理性への疑問はとても現実的なものですが、その一方で、留学を通して得られる、異なる価値観の中で考える力や、自分で判断し行動する感覚、失敗しても立て直す経験、自分を守る力、そして親への感謝は、後からお金や時間で埋めることのできない貴重な財産となります。留学には「その時にしかできない経験」があり、それは社会人になってからでは同じ形では得られません。円安は判断を慎重にさせますが、同時に決断を先送りにする理由にもなりがちで、様子を見ているうちに年齢的なタイミングや本人の意欲、選択肢そのものが失われてしまうこともあります。さらに現実として、将来必ず円高になる保証はなく、いつ状況が変わるのかは誰にも分かりません。為替はコントロールできなくても、子どもにどんな経験を手渡すかを考えることはできます。留学に行かせることが正解だと言いたいわけではありませんが、「円安だからやめる」と決める前に、その判断が本当に子どもの将来を考え切った結果なのか、一度立ち止まって考えてみる価値はあるのではないでしょうか。今、この文章を読んでいる親御さんには、まずお子さんの興味や希望に耳を傾け、情報を集めて一緒に考える時間を作ってほしいと思います。そして「今、できること」を小さな一歩から始めることで、子どもにとって最適な選択肢を一緒に考えることができるのではないでしょうか。

サマーキャンプ
サマースクール
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スイス留学
スイス移住×6人家族の子育て日記
海外留学
留学生活
現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。私自身、そして我が子にも各国でインターナショナルスクールを探し、実際に数々の学校訪問をしました。インターナショナルスクールを選ぶとき、多くの保護者はカリキュラムや言語環境、進学実績に注目しますが、もう一つ見落としてはいけない大切な視点があります。それが学校の「歴史」です。スイスのインターナショナルスクールの多くは数十年から100年以上の歴史を持ち、世界情勢や時代の変化にも揺るがず教育機関として存続してきた信頼の証です。教育は短期間で成果が出るものではありませんが、長年にわたり一貫した理念のもと教育を提供してきた学校には自然と信頼が集まり、歴史はその学校が一時的な流行ではなく時代を超える価値を持ち続けてきたことの証となります。その歴史の中には、もともとはフランス語が主流だった学校も今では英語が主流になっているなど、時代や国際社会の変化に応じた柔軟な変化の姿も見えます。長い歴史を持つからといって古い体制に固執しているわけではなく、伝統を守りつつも現代のニーズに応える進化を続けているのです。スイスは永世中立国として信頼・安定・公平を重んじる国であり、この価値観はインターナショナルスクールの教育にも色濃く反映されています。多国籍な子どもたちが安心して学べる環境や異なる文化や価値観を尊重する姿勢、冷静で誠実な対話を重んじる教育文化は、一朝一夕では築けず長い歴史の中で培われたものです。私自身の経験でも、子どもたちはこれまで3カ国のインターナショナルスクールに通いました。1カ国目は校則や授業方針が頻繁に変わり落ち着きに欠け、2カ国目は教師の入れ替わりが多く判断に一貫性がなく、3カ国目は国際的なイベントや活動が多く刺激的でしたが、学業の質が十分でなく、子どもたちが十分に学びきれないこともありました。しかしスイスの学校では歴史と伝統に裏打ちされた教育の重みが明確で、校則や方針は柔軟に変わりつつも教育理念は一貫して守られ、生徒も保護者も安心して学べます。スイスのインターナショナルスクールが世界中から信頼される理由は単に国際的だからではなく、長い歴史を大切に守り積み重ねてきた教育にこそ確かな価値があるのです。教育において歴史は過去ではなく未来への土台であり、スイスの学校はその揺るぎない土台の上でこれからも国際社会で活躍する人材を育て続けるでしょう。

サマーキャンプ
サマースクール
スイス
プレフルーリ
ラ・ガレン校
ラガレン
こんにちは、スイスで子育てを終え、今は日本からスイスに旅立つご家族のサポートをしています、在田です。ヴィラールにあるプレフルーリで10年以上、子供達と関わってきました。プレフルーリのサマースクール、初日の風景。緑の野原に囲まれた長閑なスイスシャレー風の校舎の前で派手に泣き叫ぶ男の子と、なんとか落ち着かせようとするお父様。静かに涙を流して、お母様に抱きつく女の子。見ていると、胸が痛くなるような場面なのですが、この光景は、もう一つのヴィラール地域での人気校、ラガレンのサマースクールでもよく見られます。しかし、どちらの学校でも受け入れる学校のスタッフは、自信満々、余裕綽々です。なぜなら絶対に、子供達を楽しませる自信があるから!(オロオロしているのは初めて参加したアルバイト学生だけ)保護者がいなくなった5分後、学校スタッフに手を引かれた子供達は、ケロリとして遊び始めるケースが、実はよくあるんです。スイスのサマースクールでお決まりのお楽しみコース・チョコレートファクトリーでのオリジナルチョコ作り(絶対に美味しい!)・レマン湖でのバナナボート(歓声をあげないわけがない!)・大きな牛のいる牧場をドキドキしながら通り抜けるハイキング(近くで見たい、でも牛が意外に大きくてスリリング)・草原の中に作られたソリコース(速度をコントロールできる爽快で安全なそり遊び)・初めてのテニスやマウンテンバイクなど(新しい挑戦の連続)・家族へのお土産探し(家族の喜ぶ顔を思い浮かべながらのうきうきショッピング)白い雪をかぶったアルプスの山々と緑の野原を見ながら吸い込む空気は、どこまでも綺麗で子供達の体に染み込みます。(日本から持ってきた宿題なんて、やる時間がもったいない!)サマースクールでは、子供達を楽しませるために、スイスの魅力がたくさん詰まったアクティビティを毎年バージョンアップして提供しています。恥ずかしがり屋さんも、泣き虫さんもスタッフが放っておいてくれないので、そのままポツンといることは難しいです。気がついたらアクティビティに参加していて、いつの間にか笑顔にさせられます。キャンプ最終日は、また涙です。「おうちに帰りたくない!」もっとここで、大好きになったお友達やキャンプスタッフといたいのに、と。楽しい時間はすぐ過ぎてしまいます。お別れの時。キャンプスタッフは愛情を込めて子供達を抱きしめます。「大丈夫。楽しかった思い出をたくさんお父さんとお母さんにお話ししてね。またいつでも遊びにおいで」少したくましくなった子供達を、ちょっと寂しく思いながら送り出すのでした。

エイグロン
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プレフルーリ
ボー・ソレイユ
ラ・ガレン校
現在スイスで留学されるご家庭のサポートを担当しております、伊藤です。私が住む場所は、スイスの美しいアルプスを望む町、レザン(Leysin)です。標高1260mの中高地に位置し、清々しい空気とたっぷりの日差しに恵まれている場所です。かつては結核の療養所が建てられ、太陽光療法(ヘリオセラピー)や呼吸法と組み合わせたダンス「マーガレット・モリス法」が、多くの人々の健康を支えてきました。現在でも地元のスタジオではこのダンスクラスが開催されており、私も参加してみました。久しぶりのダンスでしたが、ストレッチと呼吸に集中する時間はとても心地よかった。レザンには、留学先としても魅力的な学校があります。レザン・アメリカンスクール(LeysinAmericanSchool)は全寮制の共学校で、英語力と国際感覚を磨きながら世界中の大学進学を目指せます。また、スイス公文学園高等部(KLAS)は日本の高校卒業資格が取得できる文部科学省認定の学校で、こちらも全寮制・共学。卒業生の多くが国内外の大学へ進学しています。お隣のヴィラール(VillarssurOllon)も標高1258mに位置し、世界的に有名なインターナショナルスクールが集まる町です。ボー・ソレイユアルパイン校(CollègeAlpinBeauSoleil)、エイグロン・カレッジ(AiglonCollege)、ラ・ガレン国際学校(LaGarenneInternationalSchool)、プレ・フルーリアルパイン国際学校(PréFleuri–ÉcoleAlpineInternationale)があり、国際教育の環境が非常に充実しています。スイスのアルプスには、19世紀から多くの寮制学校(ボーディングスクール)が設立されてきました。その始まりは、健康と教育を両立させたいという理念にあります。標高の高い山岳地帯は清浄な空気と豊富な日光に恵まれ、療養地としても注目されました。そのため、健康を重視する環境で学べる学校が求められ、自然の中で生活しながら学ぶ寮制教育が発展していったのです。20世紀に入ると、スイスの寮制学校は国際的な教育の場として注目されるようになります。各国から生徒が集まり、多言語や国際感覚を身につける学校として発展しました。レザンやヴィラールの学校群はその典型で、アルプスの自然環境と高度な教育水準を兼ね備えています。私の旦那さんは、幼少期に喘息を持っていましたが、健康面でも学習面でも最良の環境を求めて、ボー・ソレイユで学生生活を送りました。アルプスの清々しい空気と豊かな自然の中で過ごす日々は、体調の改善だけでなく、勉強やアウトドアスポーツ、そして冬季は毎日のようにスキーを楽しむ生活にもつながったといいます。現在は、個人で学んださまざまな呼吸法や食事法を取り入れることで喘息の症状も改善しています。そして、自分がかつて夢中で楽しんだスキーの経験を活かし、我が子にスキーを教える日々を送っています。今回、このブログ記事を書こうと思ったもう一つの理由としてあるのは、最近出会った家族の健康改善の話です。レザンに引っ越してきたその家族の子どもは、引っ越してくる前は顔や腕、足に湿疹があり、薬が手放せない状態だったそうです。しかし、スイスで生活するうちに、現在はその湿疹がすべて引いたとのこと。改善理由はアルプスの水の質にあると分かったと話してくれました。自然の恵みが健康に直結することを、改めて実感させられるエピソードです。スイスの寮制学校は、単に学問を学ぶ場ではなく、健康、スポーツ、文化、国際交流を通じて生徒の人格形成を支える場所です。規則正しい生活と自然環境の中で、体と心を整えながら学べることが、スイス留学の大きな魅力といえます。私自身、健康面で気づいたことといえば、年間を通して何かしらスポーツを楽しんでいるということです。冬の季節はスノーボードを楽しみ、その後は体をリラックスさせるために室内プールで泳ぎます。気分転換には、インドアテニスやクライミングジムに行くこともあります。ただただ散歩に出歩くだけでも、アルプスの絶景に圧倒され、そして新鮮な空気が美味しい!四季それぞれに楽しみがあり、毎日が充実しています。個人的には、夏はハイキングが楽しみですし、各山で盛り上がるマウンテンバイクの雰囲気も大好きです。朝一番に空を見上げ、その日の天候を感じながら一日の動きを決める。そんな何気ない習慣が、自然と向き合い、心と体を整える暮らしにつながっているとも感じています。

サマーキャンプ
サマースクール
スイス
レザン
レザン・アメリカン・スクール
渡航同行
こんにちは。スイスで子育てを終え、現在は日本からスイスに旅立つご家族のサポートをしています、在田です。ヴィラールにあるプレフルーリでは、10年以上にわたり、日本から留学してくる子どもたちと関わってきました。去年の夏は、初めてFESスタッフとして、サマースクールに参加するお子さまたちと渡航同行サービスでスイスまでご一緒しました。今年も2026年サマースクールの募集が始まり、参加されるお子さんやご家族の皆さまの「ワクワク」と「ドキドキ」を、あらためて自分自身の体験に重ねているところです。私自身、スイスに29年住む中で、二人の子どもを地元にあるレザン・アメリカン・スクールのサマースクールに、何度も送り出してきました。初めての年、小学生だった娘と息子を少し緊張しながら学校へ連れて行き、強張った表情の子どもたちをスタッフに引き渡しました。私自身も心細い思いを抱えながら、学校を後にしたことを今でもよく覚えています。当時、子どもたちは地元校でフランス語の授業を受けており、英語はほとんど話せませんでした。「英語を話せない子どもたちは、本当に大丈夫なのだろうか……」そんな不安が、常に頭から離れませんでした。サマースクール2日目の夜のことです。「同室の男の子がゲームしててうるさいの……」息子がトイレの中から、泣きながら電話をかけてきました。規則を守らずゲームを部屋に持ち込む子がいたり、「どうして自分で部屋を片付けないといけないんだ!メイドを呼べ!」と叫ぶ子がいたり。日本人の感覚とは大きく異なる価値観を持つ子どもたちとの出会いは強烈で、初めてのサマースクールは、なかなかのカルチャーショックだったようです。それでも、言葉は十分に通じなくとも少しずつ友達ができ、サマースクールはなんとか無事に終了しました。2年目、3年目と参加を重ねるにつれ、最初は驚きの連続だった外国の子どもたちの言動も、次第に笑い話にできる余裕が生まれてきました。親への連絡は少しずつ減り、こちらから何度も連絡して、やっと短い返信が返ってくるだけに。子どもたちはたくましくなり、きっと楽しんでいるのだと分かりながらも、親としては少し寂しく感じるほどでした。そうして変化していった我が家の子どもたち。現在、娘はオーストラリアのホテルで働き、息子はスイスの大学院に在籍し、英語で授業を受けています。長期留学をしたわけではないのに、いつの間にか自然と英語を使いこなしている姿を見ると、不思議な気持ちになります。「どうして英語が話せるようになったの?」そう尋ねると、二人から同じ答えが返ってきました。「きっかけは、サマースクールかな?」もちろん、サマースクールに行っただけですぐに英語が上達するわけではありません。けれど、英語に対する抵抗感がなくなり、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちがいることを「当たり前」として受け入れられるようになった。その土台は、ヨーロッパ、南米、アジア、中東、アフリカと、世界中から子どもたちが集い、同じ時間を過ごすスイスのサマースクールで育まれたのかもしれません。初めての海外体験に不安を感じているご家庭にとって、この経験が、少しでも安心やヒントにつながれば嬉しく思います。